過去1年のリターン
全世界株式インデックスファンドの1月のレポートが出揃いました。
2021年1月の1年リターンは、eMAXIS Slim全世界株式が12.5%、楽天・全世界株式は13.4%、たわらノーロード全世界株式が12.26%となりました。
株式相場がかなり好調なことから、先月の9%前後のリターンよりもさらに3%以上各ファンドのリターンが良くなっています。



純資産の増加額
2021年1月29日時点でeMAXIS Slim全世界株式は924.35億円となり、先月から比べて148.41億円の増加、楽天・全世界株式は687.79億円となり、先月から比べて48.88億円の増加、 たわらノーロード全世界株式は4億6,700万円で3,200万円の増加となっています。
先日の記事でもご紹介したとおり、eMAXIS Slim全世界株式は2021年2月5日に純資産総額が1000億円を超え、順調に純資産総額が積み上がっています。
これに対し、楽天・全世界株式の純資産総額の伸びは鈍化しています。
そして、たわらノーロード全世界株式については、先月と同じくあまり増えていません。
投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2020で第1位をキープしていることが効いているのか、eMAXIS Slim全世界株式にはかなり追い風が吹いているようです。



ベンチマークとの乖離
過去1年のベンチマークとの乖離については、eMAXIS Slim全世界株式が-0.2%、楽天・全世界株式が-0.4%、たわらノーロード全世界株式が-1.01%となりました。
eMAXIS Slim全世界株式と楽天・全世界株式は優秀な数字をキープしています。
一方、たわらノーロード全世界株式は、先月よりもさらに乖離が大きくなっています。
純資産総額が小さいことから、ベンチマークに連動させることが困難なのかもしれません。



積立投資を続けましょう
eMAXIS Slim全世界株式と楽天・全世界株式の純資産総額の推移を見ていると、昨年のコロナショック時にも大きな落ち込みはなく、積み立て投資家がメインとなっていることが推測されます。
積立投資は株式相場が上昇している時だけではなく、株式相場の下落時にも、資金を引き揚げることなく、淡々と続けていくことが重要です。
焦らず、無理せず、コツコツと資産を築いていきましょう。
今日も良い一日です。ありがとうございます。
コメント