銀行カードローンやリボ払いの落とし穴

借金

誘惑があちこちに

最近、銀行のカードローンのテレビコマーシャルや広告をよく見かけるようになりました。

私自身、銀行の窓口に手続きに行った時に、カードローンのパンフレットを渡されたことがあります。

またクレジットカード会社はポイントをエサにして、しきりにリボ払いを勧めてきます。

もちろん、これらは親切心ですすめているというわけではありません。

彼らはあなたの財布からお金を抜き取ろうとしているのです。

カードローンやリボ払いも借金ということを忘れてはいけません。

そしてその利息は非常に高く、年利15%程度にもなります。

現在のメガバンクの定期預金金利は0.002%です。

つまり、カードローンやリボ払いの金利は定期預金金利の7500倍なのです。

とはいえ、年利15%がどれくらいなのかピンとこないかもしれません。

例を見てみましょう。

カードローンを使って50万円を年率15%で借り入れた場合を考えてみましょう。

毎月の返済額を1万円とすると、返済までに要する期間は6年7か月にもなります。

そして返済総額は78万9500円、そのうち支払利息は28万9500円です。

これはリボ払いでも同じ事です。

50万円借りたために、その約1.58倍の金額を支払うことになります。

支払う利息のために、普通のサラリーマンならば1か月以上タダ働きしなければならないのです。



銀行カードローンは借りても良い?

全国銀行協会が発表している「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」を見てみると興味深い結果が出ています。

(「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」全国銀行協会 https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/news320331.pdf )

借入について「必要があっても絶対利用しない」と回答した方の割合が、消費者金融については83.9%もあるのに対し、銀行カードローンについては53.2%となっています。

反対に「必要があれば積極的に利用したい」、「必要になった場合は借入先の一つとして考える」と回答した方の合計は、消費者金融では5.6%であるのに対し、銀行カードローンは20.8%にもなっています。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

「サラ金からお金を借りるのは何か怖いけど、銀行だったらいいかなぁ」と考えている人が5人に1人はいるということです。

もちろん実際に借りるかどうかは別ですが、銀行カードローンに対する心理的ハードルは低いということがわかります。

余談ですが、ヤミ金から借り入れても良いと回答している方が1.6%いることは驚きです。

カモは誰だ

同調査によれば、銀行カードローンを利用しても良いと考えている一番のカモは20代男性です。

その割合は29.9%、つまり3割にもなります。

20代女性が22.2%なので、男性の方が手を出しやすい傾向にあります。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

あちらからもこちらからも

銀行カードローンの経験者のうち、41.6%が消費者金融からも借り入れをしたことがあり、65.0%がクレジット会社からも借り入れしたことがあると回答しています。

銀行カードローンを利用したことがあると回答した方は、他の業態からの借り入れの経験も多いということがわかります。

借金する方は、重複してあちこちから借り入れてしまう可能性があることがわかります。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

借入金残高を見てみると、半数近くが50万円以下、3割程度が51万円以上200万円以下となっています。

残高の平均額は銀行カードローンが一番多く、148万6千円です。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

ちなみに148万円を銀行カードローンで借りると、年利は12%程度に下がりますが、毎月2万円返済しても返済期間は11年4か月、返済総額は270万7480円、うち支払利息が122万7480円にもなります。

借入世帯の年収と借入金の使用目的

銀行カードローンの借入世帯の年収を見ると、600万円以下が49.2%とほぼ半数を占めています

しかし意外にも、601万円以上1,000万円以下の世帯が33.1%もいます。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

また銀行カードローンの借入金の使途については、「日常の生活費(食費・日用品・洋服・通信・光熱費等の公共料金」が圧倒的に多く49.2%となっています。

画像元:「銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31)」

比較的高収入でも、生活費のために借金することがあるということです。

これらの世帯の家計の見直しは必須です。

まとめ

借金は複利を敵に回すものです。

複利は味方につければ、その強力な力で人生を豊かにしてくれます。

しかしその反面、敵に回せば強力に人生を破壊します。

銀行やクレジット会社は、あなたに金利を払ってもらおうと近づいてきます。

軽い気持ちで利用しないよう、気をつけたいものですね。

今日も良い一日です。 ありがとうございます。

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