「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」を読みました。

書評

著者の主張3点

「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」 (ジェイエル・コリンズ著/ダイヤモンド社刊)を読みました。

この本で著者が言いたいことは、次の3点にまとめることができます。

1.借金をしない

2.支出を抑え、貯蓄率50%で投資資金を作る

3.低コストのインデックスファンドに投資する

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 借金をしない

多くの人が住宅ローンを組みますがこれらも借金です。

借金があると人生の選択肢が狭まるので、原則借金をしないことが重要です。

もし借金があれば、早く返済すべきと述べています。

著者自身は家を所有していますが、それでも「家を持つことは贅沢な道楽」と言っています。

私も著者の意見に賛成です。

多くの方が、多額で長期の住宅ローンを組むことの危うさに気づいていません。

また、住宅ローンを借金と考えていない人がいることにも驚かされます。

2.支出を抑え、貯蓄率50%で投資資金を作る

著者はケーススタディの中で、額面年収が3万5000ドルあれば十分生活できると述べています。

日本円の手取りに換算すれば、年間300万円、1ヶ月あたり25万円ぐらいになるかと思います。

独身ならば余裕で生活できるでしょう。

また結婚して子供がいても、何とかやりくりできる額だと思います。

もちろんそのためには、支出を強力にコントロールする力が必要です。

ただ、貯蓄率50%は家族持ちには結構高いハードルだと思います。

3.低コストのインデックスファンドに投資する

著者はバンガードの2つのインデックスファンドをすすめています。

株式はVTSAX、債券はVBTLXです。

日本で同様のものに投資するならば、VTSAXの代わりにはETFのVTI、または楽天・全米株式インデックスファンドになるでしょう。

VBTLX に代わるものはETFのBNDになります。

しかし、日本人がBNDに投資しても為替リスクがあります。

ここは日本人にそのまま当てはまるとは言い難いところです。

また、著者は株式に投資していれば、長期的には必ず上昇し、暴落は想定の範囲内であるとしています。

そして、株式投資でお金を失う人が多い理由として

1.市場でうまいタイミングを捉えられると思っている。

2.優れた個別株式の銘柄を見分けられると信じている。

3.勝てるファンドマネジャーを選べると信じている。

4.企業の本質的価値ではなく、うわべの価格変動に集中してしまう。

ことをあげています。

私自身の過去の失敗を思い出すと、まったく反論できません。

自分だけは違うと考えずに、謙虚にインデックスファンドを受け入れていれば良かった、と今になって思います。

まとめ

他のFIREに関する書籍と重なるところも多いですが、この本では重要なことが繰り返し丁寧に述べられています。

結局は、

収入-支出+(資産×利回り)

というよく知られた式を最大限に使うことが重要なのです。

経済的自由を達成するために、特別な秘策はないということです。

今日も良い一日です。ありがとうございます。

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