eMAXIS Slimシリーズ純資産額1兆円突破とその理由

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約7ヶ月で倍増

eMAXIS Slimシリーズの合計の純資産額が4月12日に1兆47億円となり、ついに1兆円を突破しました。

三菱UFJ国際投信のプレスリリースによれば、純資産総額が5000億円に到達するまでには約3年半かかったそうですが、その倍の1兆円になるにはわずか約7か月だったそうです。

(三菱UFJ国際投信プレスリリース release_210413.pdf (emaxis.jp) )

現在同ファンドシリーズでは合計13本のファンドが運用されています。

そのうち、純資産総額が1000億円以上のファンドは3本、500億円以上1000億円未満のファンドも3本あります。

約半数のファンドが順調に純資産総額を増やしています。

画像元:三菱UFJ国際投信プレスリリース

またこのファンドシリーズは、設定時から投資家のコストを下げることを考えた受益者還元型信託報酬率を採用しているので、純資産総額が500億円、1000億円と増えるにしたがって、信託報酬が引き下げられています。

画像元:三菱UFJ国際投信

たしかに、2018年からつみたてNISAが始まったことから、同ファンドシリーズの設定時期も良かったことは事実です。 

しかしそれに加えて、ブロガーミーティングなどで積極的に意見交換を行うなど、運用会社である三菱UFJ国際投信の個人投資家を大切にしようとする姿勢も、多くのファンを生み出す力となっているのだと思います。

もちろん、ファンドにとって一番重要な運用能力についても問題ありません。

ベンチマークとの乖離も小さく、その運用能力の優秀さは毎月の月報を見ていても分かります。

個人投資家を大切にする姿勢と優秀な運用能力が組み合わさった結果、これほど人気を集めているのでしょう。

順調な純資産増加は続くのか?

ただ気がかりなのは、前述の通りここ数ヶ月の資金流入が凄まじい事です。

プレスリリースにも書かれているように、2021年3月の資金流入超過額が714億円にもなっています。

またモーニングスターの記事によれば、同ファンドシリーズは2020年12月以降、4ヶ月連続で資金流入超過額が過去最高を更新しているそうです。

過去の歴史を振り返ってみれば、株式投信の資金流入超過が続いている時は要注意です。

株価が上がればもっと上がるかもと思う投資家や、遅れてきた投資家が焦ってドンドン資金を投入するため、さらに株式相場は上昇しますが、実はそれが株式相場のピークであることが多いのです。

いったん暴落が始まれば、怖くなって逃げ遅れまいとする投資家が、今度はドンドン資金を引き上げていくので、大幅な流出超過が始まります。

株式相場の上昇が今後も続き、純資産総額が2兆円、3兆円と順調に増えていくのか。

あるいは株式相場が下落に転じて、リーマンショックのような暴落を経験していない新しい投資家たちが次々と逃げ出して行くことで純資産総額が急速にしぼんでいくのか。

それは誰にも分かりません。

まとめ

いまだ数多く存在する高コストファンドに対抗して、個人投資家目線を大切にしながら大きくなったeMAXIS Slimシリーズ。

このファンドシリーズを長期間にわたって育てていくことで、私たち個人投資家もその恩恵を受けることができます。

私たちは株価につられて無理をすることなく、自分のペースで長期投資を続けて行きましょう。

今日も良い一日です。ありがとうございます。

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