iDeCo(イデコ)を始める前に

投資する



iDeCo(イデコ)の費用

iDeCo(イデコ)にかかる費用を見てみましょう。

まず加入時に、国民年金基金連合会の手数料として2,829円を支払わなければなりません。

次に掛け金を拠出していれば、国民年金基金連合会の手数料105円と信託銀行の手数料66円の合計171円を毎月支払わなければなりません。

これから老後資金を貯めようとする人たちに、いきなり2,829円を支払えというのはちょっと高すぎますね。

毎月の掛け金が5千円の場合、加入時手数料を取り返すためには、4%の利回りで1年運用する必要があります。

また毎月の掛け金が5千円の場合、国民年金基金連合会の毎月の手数料105円は、掛け金の2.1%にもなります。

最近の低コストインデックス投信の運用管理費用(信託報酬)が0.2%を下回っているということを考えると、これらの国民年金基金連合会の手数料は非常に割高だと言えるでしょう。

加入者数が増えれば、毎月の手数料だけでも莫大になるので、スケールメリットを利かせて、手数料を下げられるのではないかと思います。

国民年金基金連合会には早急に手数料の見直しをしてもらいたいものですね。

またこの他に、選択した金融機関によっては手数料を支払う必要があります。

しかし、最近では口座管理手数料と運営管理手数料のどちらも無料の金融機関が増えてきています。

たしかに、有料の金融機関と無料の金融機関の手数料の差は月々数百円ですが、これが20~30年間重なると、運用資産額に大きな違を生じます。

たとえば、SBI証券と三菱UFJ銀行では毎月の手数料の差は385円ですが、これを37年間続けると手数料の差だけで17万940円もの差になります。

手数料が高いからと言って、特別に運用成績が良いファンドを選べるわけではありません。

ですから金融機関を選ぶときには、口座管理料と運営管理費用が無料のところを選ぶようにしましょう。

iDeCo(イデコ)のおすすめファンド

では、iDeCo(イデコ)を始めるとして、どの商品を選べば良いのでしょうか?

いくつかのおすすめファンドをご紹介します。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ

ニッセイアセットマネジメントが運用するファンドです。

信託報酬引き下げの先陣を切ることが多く、良く話題になります。

たとえば<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式ファンドの場合、信託報酬は2013年12月10日ファンド設定時には0.39%(税抜き)だったものが、2020年1月20日には0.093%(税抜き)まで段階的に引き下げられてきました。

これは約76%もの引き下げになります。

ニッセイアセットマネジメントのファンド購入者への利益還元の姿勢が感じられます。

こだわりのインデックスファンド 購入・換金手数料なしシリーズ|投資信託のニッセイアセットマネジメント
【ニッセイアセットマネジメント株式会社】購入・換金手数料なしシリーズ~こだわりのインデックスファンド~の特集ページです。当社インデックスファンドの特徴について、わかりやすくご紹介します。

eMAXIS Slim シリーズ

三菱UFJ投信が業界最低水準の運用コストを追求しているファンドです。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬引き下げに対抗して、こちらも段階的に引き下げを続けています。

たとえばeMAXIS米国株式(S&P500)では、信託報酬が0.0880%(税抜き)まで引き下げられています。

また今後ファンドの運用資産の増加に伴って、0.08870%まで段階的に引き下げることが予定されています。

とことんコストを追求する投資信託、eMAXISSlim(イーマクシス・スリム)
業界最低水準の運用コストを将来にわたって...

楽天・バンガードシリーズ

楽天証券とアメリカの大手資産運用会社のバンガードが提携して、バンガードのVTIやVTなど優良ETF(上場投信)に投資して運用するファンドです。

ニッセイやeMAXIS Slimのファンドシリーズと比べると、少し信託報酬が高くなっています。

たとえば全世界株式型では、本家バンガードのETFの手数料は0.08%と格安なのですが、そこに楽天証券側の信託報酬である0.12%(税抜き)が加算されるので、合計で0.2%程度(税抜き)となっています。

ただし、本家のETFを買おうとすれば、為替手数料や買付手数料を支払わなければならないため、その点を考えれば納得できる水準です。

楽天・バンガード・ファンド | はじめての方へ | 投資信託・ETFなら楽天投信投資顧問
楽天・バンガード・ファンドは、楽天投信投資顧問の新しいインデックス・ファンド・シリーズです。運用に当たっては高度な分散投資を効率的に実現するバンガードETFを活用し、お客様の資産形成に資する低コストで良質な投資信託として、長期国際分散投資に広く活用されることを目指します。ザ・バンガード・グループ・インクはインデックスフ...

たわらノーロードシリーズ

みずほフィナンシャル・第一生命ホールディングス系のアセットマネジメントOneが運用するファンドです。

こちらも低コストを追求するファンドで、たとえば先進国株式型では0.0999%(税抜き)となっており、ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズやeMAXIS Slimシリーズと遜色のないファンドとなっています。

ラインナップ|たわらノーロード|アセットマネジメントOne
アセットマネジメントOneの「たわらノーロード」のサイトです。「たわらノーロード」の商品をご紹介します。

iDeCo(イデコ)のおすすめ金融機関

それでは、おすすめ金融機関をご紹介します。

以下の4つの金融機関は口座管理料と運営管理費用がいずれも無料です。

SBI証券

SBI証券はオリジナルプランとセレクトプランのいずれかを選べます。

なかでも2018年11月から始まったセレクトプランがお勧めです。

「低コスト」と「多様性」にこだわり、選定した商品ラインナップというだけに、

◎<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスファンドシリーズ

◎eMAXIS Slim シリーズ

◎SBI・全世界株式インデックス・ファンド

などの信託報酬の業界最安値を目指すファンドシリーズが揃っています。

セレクトプラン 運用商品を詳しくご紹介!|SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)|SBI証券
「セレクトプラン 運用商品を詳しくご紹介!」のページです。iDeCo(個人型確定拠出年金)ならSBI証券。取扱商品は低コストのインデックスファンドからアクティブファンドまで充実の品揃え。しかもSBI証券の運営管理手数料は0円。今注目の年金制度であるiDeCo(イデコ)を始めるならSBI証券で。

楽天証券

楽天証券も人気が高い金融機関です。

◎たわらノーロードシリーズ

◎楽天・バンガードシリーズなどが選べます。

しかし、現在のところeMAXIS Slim シリーズがないので、このシリーズで運用したい人には不向きです。

ただ、おすすめファンドで紹介したように、たわらノーロードシリーズも楽天・バンガードシリーズも十分低コストな商品です。

個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ) | 楽天証券
楽天証券iDeCoセレクション

マネックス証券

こちらもeMAXIS Slimやたわらノーロードシリーズがラインナップに入っています。

一方、楽天・バンガードシリーズはありません。

個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)商品一覧 │ マネックス証券
iDeCoの運用商品一覧についてご紹介いたします。誰でも、いつまでも運営管理手数料無料!利用期間が長い iDeCoでは、運用コストを低く抑えることが重要なポイント!「運営管理手数料」が無料のマネックス証券なら、コストを気にせず安心してご利用いただけます。多くの投資信託の中から、iDeCoというサービスの特性に合わせて、...

松井証券

こちらもeMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードシリーズのファンドがラインナップに入っています。

一方、たわらノーロードシリーズは一部のみの取り扱いです。

【松井証券】取扱商品一覧 | iDeCo(イデコ)
松井証券のiDeCo(イデコ)で取扱う商品についてご説明します。【松井証券】

以上おすすめ金融機関でした。

これらの金融機関の中から選べば、まずハズレはないでしょう

まとめ
◎iDeCo(イデコ)にかかる費用として、
・国民年金基金連合会の支払う加入時手数料
・毎月の国民年金基金連合会と信託銀行に支払う手数料
・金融機関に支払う手数料がある。
◎金融機関によっては手数料が無料のところがある。
◎おすすめファンドは
・<購入・換金手数料なし>ニッセイインデックスファンドシリーズ、
・eMAXIS Slim シリーズ、
・楽天・バンガードシリーズ
である。
◎おすすめ金融機関は、
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・松井証券
である。

今日は良い一日です。ありがとうございます。



コメント

タイトルとURLをコピーしました