住民税の決定通知書が来ました
今年の6月から来年の5月まで支払うことになる住民税の決定通知書を、先月受け取りました。
昨年度と比べて今年度の住民税は約40%も下がりました。
私の住民税が下がったのは、コロナ禍の影響で勤務先の収益が悪化し、年収が大幅にダウンしたことが原因です。
収入が下がって、以前にも増して税金について考えるようになりました。
サラリーマンが節税できる方法は限られていますが、支払う税金を少なくする方法はあります。
それは大きく分けると、
1.税金を安くする様々な控除を利用する
2.余計な税金を支払わない生活をする
ということになります。
以下それぞれについて見ていきます。
1.税金を少なくする様々な控除を利用する
配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除、生命保険料控除は多くの方が使っていると思います。
私の場合、それ以外に
医療費控除(医療費が年間10万円を超えた場合)
小規模企業共済等掛金控除(iDeCoを限度額いっぱいまで拠出しています)
寄付金控除(ふるさと納税を限度額ギリギリまでしています)
を利用して税金を少なくしています。
ふるさと納税については、実際は税金の前払いですが、返礼品(年間2000円の自己負担額あり)+楽天ポイント分(楽天ふるさと納税の場合)は得していることになります。
サラリーマンの節税で、iDeCoとふるさと納税はかかせません。
2. 余計な税金を支払わない生活をする
余計な税金を支払わない生活を選択するかどうかは、自分でコントロールできます。
ではどのようにして余計な税金を少なくすればよいのでしょうか?
固定資産税
持ち家を持たないこと。
賃貸派の場合、家を持っていないので固定資産税を支払う必要がありません(一方、住宅ローン控除は受けられません)。
家賃に大家さんが支払う固定資産税が含まれているわけですが、安い家賃の家を選び、おまけに家賃を値切った上で入居すれば、自分でコントロールすることができます。

ちなみに私が入居している賃貸マンションでは、同じフロアで今春2部屋の空室が出ました。
「家賃の値下げ交渉ができるかも」と考え、ネットで家賃を調べてみると、同じ間取りにもかかわらず、私の支払っている家賃よりも1割以上高くなっていました。
自動車税
車を持たないこと。
車を持たなければ支払う必要がありません。
またガソリンも不要なので、ガソリンの価格に含まれるガソリン税も支払う必要がありません。
私は車を持っていないので、普段は公共交通機関を使わなくてはいけないのですが、 コロナによる外出自粛で、公共交通機関を使う頻度はかなり減りました。
車は所有しているだけで税金等のコストがかかりますが、公共交通機関は使わなければコストはかかりません。

酒税
お酒を飲まないようにする。
お酒には酒税がかかっています。
消費者は酒税を含んだ価格に、消費税を上乗せして支払うことになります。
財務省の資料では、350mlのビールだと、消費税込みで支払額の42.9%が税金です。
我が家は誰もお酒を飲まないので、料理酒にかかる部分を除いて、酒税を支払うことがありません。

たばこ税
たばこを吸わない。
たばこにはたばこ税がかかっています。
同じく財務省の資料によれば、20本入り紙タバコ1箱を買うと、消費税込みで支払い額の61.8%が税金です。
我が家では誰もたばこを吸わないので、全く支払っていません。

消費税
外食よりもテイクアウト
消費税には軽減税率があります。
例えば、外食してお店で食べれば消費税は10%ですが、テイクアウトだと8%になります。
テイクアウトはお店の味を楽しめるうえに、2%分の消費税を節約できます。

メルカリやヤフオクの個人間取引で商品を入手
メルカリやヤフオクで個人から商品を買うことができれば、消費税を支払う必要はありません。
もともとお店で売っているよりも安く出品されていることが多いので、その分も節約になります。
まとめ
コロナ禍による収入減で税金が少なったことは、自分でコントロールできる範囲を超えたものです。
しかし控除制度を使ったり、余計な税金を支払う生活を避けることは、自分で簡単にコントロールできます。
外出を控える今が、税金を見直す良いチャンスかもしれません。
我が家では来月から住民税が下がる分は、収入減で下がった貯蓄率の回復に使います。
コロナ禍でも耐えうる、もっと強い家計を目指します。
今日も良い一日です。ありがとうございます。
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