「となりの億万長者」に続くお金持ちのヒミツ
名著「となりの億万長者」の著者の一人である、トマス・J・スタンリー氏によるアメリカの億万長者研究本です。
この本では億万長者の8か条について詳しく書かれています。
その中でも特に気になった億万長者になる3つのヒミツについてご紹介します。
1.多少の経済的リスクを背負う勇気を持つ
億万長者になろうとすれば、多少の金銭的リスクは避けて通れません。
億万長者は金銭的リスクよりも、経済的に自立する利点の方がはるかに大きいと考えています。
ですから、雇われるよりも起業することを選びます
サラリーマンは一見安定しています。
しかし多くのサラリーマンの収入源は、会社から支払われる給料のみです。
会社の都合によるリストラなどで給料がなくなれば、とたんに収入がゼロになってしまいます。
つまり、他人に雇われ続けるということは、自分の人生を他人にコントロールされ続けるということなのです。
一方、起業すると、収入が確かにゼロの期間がありますが、自分自身で稼ぐ力が身につき、決断力も磨かれます。
また、いったん自分の顧客基盤を持つことができれば、収入がゼロになることはありません。
2. 家計支出をコントロールする
億万長者は、使用頻度が高いものや耐久消費財は長期間使えるものを買います。
そうすることで長期的に見れば安いコストになります。
億万長者は良いものを買い、修理して長く使い続けます。
高いものが良いとは限りませんが、良いものは高いのです。
安物買いの銭失いになることを避けるのです。
また買い物に行くときも、どこで何を買うか、計画を立ててから出かけます。
このため衝動買いも避けられ、買い物の時間も節約することができます。
億万長者は、買ったとたんに価値が下がるものには、とことん価格にこだわります。
必要であれば中古品を選んだりもします。
また、億万長者は固定費にも敏感です。
固定費を漫然と払い続けることはありません。
常に毎月の負担を減らし、賢くお金を使うことを考えています。
3. バランスの取れたライフスタイルを心がける
多くの億万長者のライフスタイルは安上がりです。
億万長者は、実は派手な生活をしていません。
余暇活動の上位2つは、家族との交流と親しい友人との交流です。
家族や友人との交流には、それほど高くの費用はかかりません。
アルプスでのスキー、ヨットでのセーリング、豪華客船での世界一周などでお金を使っているのは、ごく一部の億万長者だけなのです。
多くの億万長者はお金で買える楽しみに興味がないのです。
まとめ
億万長者はリスクを取って富を築きます。
そして億万長者になる過程でも、億万長者になった後でも賢くお金を使います。
億万長者への道とFIREへの道とには、かなりの共通点があると感じました。
億万長者についてもっと詳しく知りたい方は是非ご一読ください。
今日も良い一日です。ありがとうございます。
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