マイカー所有は高コスト
今回は車(マイカー)について考えてみましょう。
車にいくら支払うのか
車を所有することは、人生の中で大きな支出です。
車両本体の価格だけでなく、毎年維持費もかかります。
車を所有する維持費として、自動車保険料、駐車場代、自動車税、車検費用及びその他維持費用(タイヤ、オイル交換)などがあり、住んでいる場所等により異なりますが、毎年20~30万円ほどかかります。
(自動車保険料の相場:ソニー損保 https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde150.html)
(車検の相場:Rakuten Carマガジン https://carservice.rakuten.co.jp/magazine/articles/2019/shaken03/)
さらにこれに車両本体の価格が加わります。
20歳から70歳までの50年間、マイカーを所有するとして、その間に100万円の車を10年ごとに乗り換えると、車両本体だけで500万円の支出となります。
もう少し良い車で300万円のものを10年ことに買い換えれば、1,500万円の支出となります。
そうすると、トータルでは50年の間に、車両本体+維持費で1,500~3,000万の支出となります。
かなり大きな出費ですね。
これを減らすことができれば、経済的自由の達成も近づきます。
車が無くては生活できない場合
そうは言っても、確かに都市部以外では、車がないと生活ができない地域もあります。
しかし、その場合でも安い中古車で済ませれば、トータルの費用を抑えることができます。
また、都市部以外に住んでいる場合では住居費や駐車場代が安くなっているので、都市部に車なしで住むコストに近くなるかもしれません。
車が無くても生活できる場合
一方、都市部に住んでいるのであれば、マイカーはとても贅沢なものです。
都市部では住居費や駐車場代が高くなっているため、車の所有はとても高くつきます。
一般的に都市部では、公共交通機関が発達し、タクシーの台数も多いので、マイカーを所有する必要性はかなり低いものだと言えるでしょう。
もちろん、車が大好きで、車にどうしてもお金をかけたいと言う場合もあるでしょう。
その場合は、車の所有を浪費と割り切って、車以外の費用、例えば飲み代、娯楽費や趣味にかかる費用を大きく削減することを考えるべきです。
そうでなければ、収入が余程高くない限り、経済的自由を達成するまでに長い年月がかかることは覚悟しなければなりません。
車が無くても何とかなった
私が社会人になった頃は、ちょうどバブリーな時期で、社会人になれば車を持つものだと言う風潮がありました。
実際、私も社会人になってすぐに、50万円ほどの中古車を3年ほど所有していたことがあります。
しかし、そもそも私は車の運転が好きではないため、ほとんど駐車場に止めっぱなしの状態でした。
そのため、車検到来のタイミングと言うことで、車を手放しました。
それ以後25年以上経ちますが、車を運転した事はありません。
この間に結婚し、子供が生まれましたが、車を所有することはありませんでした。
幸い勤務地が都市部だけだったので、通勤や生活に車は不要でした。
もちろんときには、車があればと思う時もありますが、もともと車を所有しないことを前提に駅に近い住居を選んできているので、今まで何とかなっています。
うちが車を持っていないことが知れて、子供の同級生やその親御さんたちに驚かれたことも何度かありました。
ただそういう時でも、その方々が目指すものと自分の目指すものは違うものだと考えているので、全く気になりませんでした。
車の所有以外の選択肢
都市部に住んでいる人であれば、タクシーやレンタカーを利用することは簡単です。
また最近ではカーシェアリングなども利用できます。
普段は必要に応じてタクシーやレンタカーを利用し、ある時期どうしても車が必要な場合には、カーシェアリングなどを利用することで、人生における車に関する支出を大きく削減することができます。
都市部以外に住んでいる人でも、安い中古車に乗るとか、あるいは車を所有していなくても良い場所に引っ越すことなど、車に関する支出を削減できる方法は必ずあります。
もう一度、車にかかるコストを見直してみましょう。
・都市部以外で車が必要な場合は安い中古車にする。
・都市部での車所有の必要性は低い。
・車を所有する以外の選択肢も検討すべき。
今日も良い一日です。ありがとうございます。
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