楽天・全米株式インデックスファンドが2000億円を達成

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設定から3年4か月で達成

楽天・全米株式インデックスファンドが2021年2月8日、純資産総額2000億円を達成しました。

ファンドの設定日が2017年9月29日ですから3年4ヶ月と11日での達成です。

ライバルのeMAXIS Slim米国株式は、設定日の2018年7月3日から2年4ヶ月と23日で純資産総額2000億円を達成しましたので、楽天・全米株式は1年ほど長くかかったことになります。

楽天・全米株式はバンガードの ETFであるVTIに投資するというシンプルなファンドです 。

しかし、このファンドの信託報酬が0.162%であり、ライバルのeMAXIS Slim米国株式の信託報酬0.0968%の1.67倍であることから純資産総額の増加については遅れを取ってきました。

画像元:楽天投信投資顧問

ファンドのパフォーマンス

2つのファンドのパフォーマンスを見てみると、eMAXIS Slim米国株式の設定日(2018年7月3日)から2021年2月9日までの騰落率は+42.02%であるのに対し、楽天・全米株式の同期間の騰落率は+43.88%となっています。

eMAXIS Slim米国株式のベンチマークが大型株中心のS&P500であるのに対し、楽天・全米株式のベンチマークはCRSP US トータル・マーケット・インデックスです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは大型株から小型株まで米国株式のほぼ100%を網羅しています。

この点がパフォーマンスの違いとなって表れてきているものと考えられます。

ベンチマークとの乖離率

2020年12月の月報ベースで2つのファンドの1年間のベンチマークとの乖離率を比べると、楽天・全米株式は-0.4%、eMAXIS Slim米国株式は-0.2%となっており、いずれも優秀なファンドであることがわかります。

eMAXIS Slimシリーズ優勢

純資産総額の伸びを見ているとeMAXIS Slimシリーズの優勢が目立ちます。

別のカテゴリーである全世界株式投資でも、楽天・全世界株式の純資産総額が731.19億円であるのに対し、eMAXIS Slim全世界株式は1020.04億円(2021年2月9日時点)と1.4倍ほどの差をつけています。

まとめ

世界的に見れば、バンガードのETFであるVTIは純資産総額が1兆ドルを超えているので、 eMAXIS Slim米国株式も楽天・全米株式も、まだまだ小さなファンドであり勝負になりません。

バンガードの創始者であり、インデックスファンドの生みの親であるジョン・ボーグル氏の理念に共感する一個人投資家としては、楽天・バンガードシリーズもどんどん大きくなってほしいとの思いがあります。

しかしインデックス投資のリターンに、投資家の思い入れは影響しません。

また万が一、楽天・全米株式インデックスファンドがなくなったとしても、本家のVTIに投資すれば済むことかもしれません。

健全なファンドの競争は投資家の利益に資することになります。

ですからeMAXIS Slim米国株式、楽天・全米株式のいずれについても、日本の個人投資家のために、今後の順調な純資産総額の伸びを期待してやみません。

今日も良い一日です。ありがとうございます。



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