リスク許容度の決め方~リスクを取れる人と取れない人

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リスク許容度

これから投資をしようと思っている方は、まずは自分のリスク許容度を見極めることが必要です。

リスク許容度とは、「その人がどのくらいまで損失を許容することができるか」の度合いです。

たとえば、元本保証を求める方はリスク許容度はかなり低く、リターン重視で損失を受け入れられる方はリスク許容度は高いと言えます。

リスク許容度は以下の各項目によって大きく変わってきます。

①年齢
②家族構成
③収入
④投資経験
⑤資産総額
⑥精神的強さ

それぞれの項目について、リスク許容度に与える一般的な影響について見ていきましょう。

①年齢

年齢が若い方は、これから働いて収入を得ることができる期間が長いため、リスク許容度は高くなります。

一方、50代、60代の方は、これから働いて収入を得ることができる期間が短いため、リスク許容度は低くなります。

②家族構成

独身であれば、自分の生活費さえなんとかなれば良いので、リスク許容度は高くなります。

一方、既婚で子供がいれば、生活費は当然独身より高くなります。

また、子供の教育費もかかってくるので、必要な支出額が大きくなるため、リスク許容度は低くなります。

③収入

収入が高ければ、損失を被っても高い収入ですぐにリカバリーできるので、リスク許容度は高くなります。

一方、収入が低ければ、損失を被るとリカバリーが難しいので、リスク許容度は低くなります。

④投資経験

投資経験が長ければ、相場の変動にも慣れているため、リスク許容度は高くなります。

一方、投資経験が短ければ、上昇相場の経験しかないなど、相場の変動に慣れていないのでリスク許容度は低くなります。

⑤資産総額

資産総額が大きければ、多少の損失を被っても生活には響かないため、リスク許容度は高くなります。

資産総額が小さければ、生活防衛資金にもダメージを与える可能性があるため、リスク許容度は低くなります。

⑥精神的強さ

あまり細かいことは気にならず、どっしりとした性格で、価格の下落にも耐えられるのであれば、リスク許容度は高くなります。

反対に、小さなことも気になり、クヨクヨとする性格で、価格の下落にも耐えられないのであれば、リスク許容度は低くなります。

あなたのリスク許容度は

それでは、あなたのリスク許容度を判定してみましょう。

上記1~6の各項目につきそれぞれ10点として、合計点によりあなたのリスク許容度がわかります。

あなたのリスク許容度
10~20点 リスク許容度は低めで安定運用おすすめ
30~40点 リスク許容度は中程度でリスク商品と安定運用商品をバランスよく保有するのがおすすめ
50~60点 リスク許容度は高めでリスク商品に多く投資しても良い

ただし、これはあくまで一般的な目安であり、実際のリスク許容度は、値下がりを経験してみるまでは自分でも分からないのが現実です。

リスク許容度が高いと思っていても、実際の価格下落を経験して見ると、実は思ったよりもリスク許容度が低かったということもありえます。

価格がドンドン下落していき、自分の資産額がドンドン少なくなっていくと言う経験は、思っている以上にツライものです

「そんなにリスクは取れないよ」と感じるならば、素直に心の声に従ったほうが良いでしょう。

次に、リスク許容度を確かめないで投資した場合に、ありがちな3つの失敗について見ていきましょう。

リスク許容度を確かめないで投資した場合の失敗1

スクを大きく取りすぎたり、あるいはリスクの取り方が小さすぎたりする

自分のリスク許容度よりもリスクを大きく取りすぎると、相場の少しの下落で怖くなってしまい、相場が再び上昇する前に投資資産を売却してしまうことがあります。

リターンが大きい投資商品ほど、価格の上下のブレが大きいため、特にこの失敗に陥りがちです。

投資した資産の価格変動が心配で夜も眠れない場合には、自分のリスク許容度よりも大きなリスクを取っていると言えます。

一方、自分のリスク許容度よりもリスクの取り方が小さすぎると、せっかくの投資機会を見逃すことになります。

投資した元本の大きさと、投資した期間の長さが投資の成績に大きな影響を与えます。

リスクの取り方が小さすぎると、投資元本は小さく、かつ投資期間も短くなるため、投資の成果は悪くなってしまいます。

リスク許容度を確かめないで投資した場合の失敗2

誤った投資判断をしてしまう

特に自分のリスク許容度以上にリスクを取っている場合には、目先の価格の動きに惑わされて、適切でない時に売ってしまい、損失を確定することになります。

そして、価格の上昇が明らかになって価格が高くなった時に、再び高値で買ったりしてしまいます。

これでは常に高値を買うことになり、効率的な資産運用はとてもできません。

逆に、相場が下落しているときに、安いからと自分のリスク許容度以上に買い付けてしまうこともあります。

その場合、さらに相場が下落すると、結局怖くなって売却して損失を確定してしまい、資産を減らすことになります。

リスク許容度を確かめないで投資した場合の失敗3

十分な資産を形成できない

これらの失敗を繰り返すことによって、結果的に投資元本や投資期間を無駄にしてしまい、十分な資産形成をすることができなくなってしまいます。

自分のリスク許容度を軽視せず、しっかりと見極めることが資産形成の重要な第一歩です。

また、投資経験が短い方は、上昇相場ではリスクを取りがちです。

過剰なリスクを取りすぎていないかどうか、一度確認してみても良いですね。

まとめ
・リスク許容度は①年齢、②家族構成、③収入、④投資経験、⑤資産総額、⑥精神的強さにより変化する。
・実際のリスク許容度は、値下がりを経験してみるまでは自分でも分からないのが現実。
・リスク許容度を確かめないで投資した場合の失敗
◇リスクを大きく取りすぎたり、あるいはリスクの取り方が小さすぎたりする。
◇誤った投資判断をしてしまう。
◇十分な資産を形成できない。

今日も良い一日です。ありがとうございます。



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