まさかに備える~生活防衛資金を準備しよう!

支出を減らす

生活防衛資金はどれくらい必要か

インデックス投資をするためには、投資用の元本(種銭)がもちろん必要です。

しかし、その前に生活防衛資金を確保しておかなければなりません。

生活防衛資金とは、予期せぬ大きな出費、ケガ、病気や失業の時に、当面の生活を維持するための資金です。

では、一体どれぐらいの生活防衛資金が必要なのでしょうか。

20~30代では6ヶ月~1年分が、40~50代では、1~2年分が必要だと私は考えます。

まだ年齢が若くて、比較的に転職がしやすい20~30代では少なくても大丈夫ですが、転職が難しくなる40~50代には多めの生活防衛資金を準備しておくことが必要です。

なぜなら、転職が難しい年代になって、生活防衛資金が少ないと、精神的な余裕を失って、条件の良くない転職先でも受け入れざるをえなくなるからです。

1~2年分の生活防衛資金が手元にあれば、条件の良くない転職先は見送る余裕ができます。

もちろん、これらの数字は個々人の状況によって、カスタマイズする必要する必要があります。

独身か既婚か、子供がいるかいないか、共働きか一人の収入によるか、によって変わってきます。

また、サラリーマンであれば、社会保険からの給付を計算に入れて、必要な生活防衛資金を算出する考え方もあります。

しかし、私は生活防衛資金を算定をするときには、これらの社会保険からの給付は考えない方が良いと思います。

そもそも、投資は長期間引き出さなくて良い余裕資金で行うべきであり、社会保険からの給付をあてにして計算していると、万が一給付がされなかった場合に、投資した資金を取り崩さなければならなくなるからです。

一方、生命保険に加入する時には、無駄な保険料を支払うことを避けるために、社会保険からの給付を計算に入れるべきだと考えます。

毎月の支出を少なくしよう

次に、必要な生活防衛資金を計算するにも、毎月の支出をできるだけ少なくしておくことが肝心です。

月に15万円の支出がある人は、1年間で180万円が必要ですし、月に25万円の支出がある人は、同じ1年間で300万円が必要となります。

同じ1年分でも、毎月の支出額によって、生活防衛資金の総額は大きく変わるからです。

もちろん、毎月の支出額によって、経済的自由を手に入れるまでに必要な期間も変わってきます。

毎月の支出額が少なければ少ないほど、早く経済的自由を手に入れることになります。

貯蓄率を上げる

若い頃には、収入自体は少ないですが、独身だったり、子供がいなかったりするので、頑張れば収入の大きな部分を貯蓄することができます。

私も20代の頃は、手取り収入の30~40%を貯蓄にまわしました。

以前にご紹介した三菱サラリーマンさんは収入の80%を投資にまわしました。

また、莫大な資産を築いた本多静六氏は、その著書「私の財産告白」の中で、収入の25%を貯蓄にまわしたと著しています。

一般的には、年齢を重ねるにつれて、家族が増えたり、子供の学費が高額になったりするので、貯蓄率を上げることが難しくなってきます。

ここで、金融広報中央委員会が発表している家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査」令和元年度から各世代の年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)を見てみましょう。

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]はこちらhttps://www.shiruporuto.jp/public/data/movie/yoron/futari/2019/19bunruif001.html

20代の貯蓄割合

10~15%未満が最も多く24.3%で4人に1人の割合です。また、5人1人は全く貯蓄していません

収入が少ないので、貯蓄に回すことができないのかもしれませんが、この年代で貯蓄率を上げる工夫をしておかなければ、経済的自由への道は遠のきます。

30代の貯蓄割合

5~10%未満が19.4%と最も多く、5人に1人の割合です。

貯蓄していない人も、依然として5人に1人いますが、20~25%未満の人が増えています。

また、20%以上の貯蓄をしている人は20.1%となり、こちらも5人に1人となっています。

貯蓄できる人とできない人に分かれてきている年代です。

40代の貯蓄割合

10~15%未満が23.8%と最も多く、4人に1人の割合です。貯蓄しなかった人は18.2%となり、年代が上がるにつれ少しずつ減少しています。

ただし、20%以上の貯蓄をしている人は12.4%となり、30代と比べて7.7%の減少です。

さらに、30%以上の貯蓄をしている人は、30代の9.1%から4.8%へとほぼ半減しています。

子供にお金がかかってくるなどで少しずつ家計が苦しくなってきているのかもしれませんね。

50代の貯蓄割合

50代も10~15%未満が23.8%と最も多く、4人に1人の割合です。

貯蓄しなかった人は25.1%となり、40代と比べると6.9%も増加し、4人に1人は全く貯蓄できておらず、各世代の中で貯蓄できない人が最も多くなっています。

また、20%以上の貯蓄をしている人は12.9%となり、40代と比べると0.5%増加し、30%以上の貯蓄をしている人は、40代の4.8%から5.1%へと少しだけ増加しています。

貯蓄できなかった人が増加していることも考え合わせると、この世代は老後の資金も考えなければならないのですが、子供が高校生や大学生になって、学費が家計を圧迫している家庭が多いのかもしれません。

できるだけ早期に、毎月の支出を見直し、貯蓄率を上げることができれば、その分だけ経済的自由への道は近づきます。

投資の前にもう一度、自分の支出を見直して貯蓄率を上げて、生活防衛資金を準備しましょう。

まとめ
・生活防衛資金は20~30代では6ヶ月~1年分が、40~50代では、1~2年分が必要。
・毎月の支出を少なくすれば、経済的自由への道は近づく。
・若いうちに貯蓄率を上げる工夫をしておかなければ、世代が上がるにつれて貯蓄が
難しくなっていく。

今日は良い一日です。ありがとうございます。



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