本気で支出を減らす技術 (生命保険編①)

支出を減らす

死亡保険を考える

医療保険の次に生命保険のうち死亡保険について考えてみましょう。

死亡保険は被保険者(大体はお父さん)が、亡くなったときや高度障害になったときに保険金が支払われるものです。

保険というものは、「めったに起きないが、万が一起きると生活が破綻することに備える」ときのために入るものなので、この死亡保険が一番必要性が高いものだと言えます。

だからといって、毎月の保険料が高く、家計を圧迫するようなものに加入する必要はありません。

もう一つ覚えておきたいことが、「保険による保障と貯蓄は別に考える」ということです。

なぜなら、保険商品の貯蓄部分を運用するにあたって、保険会社の手数料が通常は非常に割高なうえに、途中で解約した場合等には、解約返戻金が元本を下回ることが多いからです。

死亡保険と言っても様々な種類があります。

ご自身が加入している死亡保険の内容が、よくわからないという人が多数ではないでしょうか。

かく言う私も、20代の独身の頃に、職場に出入りしていた大手生命保険の〇〇のおばちゃんにすすめられて、内容の良く分かっていない保険に加入していたことがあります。

今から考えれば、独身の私には全く不釣り合いな保険であり、不要な保険料を支払ってしまっていたと悔やまれます。

それでは、死亡保険の種類を見ていきましょう。

死亡保険の種類

定期保険

保険期間が一定期間に限られるもので(例えば60歳まで)、保険期間中に被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われるものです。

保険金が2,000万円だったり、3,000万円だったりするのは定期保険である場合がほとんどです。

生存給付金付き定期保険

定期的に生存給付金(例えば100万円)を受け取ることができる定期保険です

保険期間中に被保険者が死亡または高度障害となった場合には、定められた額の保険金が支払われるものです。

生存給付金がある分、保険会社がそのための積立金を準備しておかなければならないため、普通の定期保険よりも保険料は割高になります。

終身保険

その名前の通り、保証が一生涯続くもので、被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われるものです。

保険会社がいつかは保険金を支払わなければならないため、その分保険料が高めになっています。

長期間保険料を払い込んでから解約すると、払込総額よりも多い解約返戻金が戻ってきますが、短期間で解約すると、解約返戻金は支払った保険料の総額よりもかなり低くなります。

低解約返戻金型終身保険

この終身保険は、保険会社が設定した期間内は解約返戻金が低くなっている分、保険料は保険金が同額の終身保険よりは少なくなっています。

ただし、保険料払い込み期間経過後の解約返戻金は他の終身保険と同じ水準になっています。

無選択型終身保険

よくテレビでCMをやっている告知や診査なしで加入できる終身保険です。

「健康状態にかかわらず加入できる」「持病があっても入れます」とテレビCMではさかんに言っていますが、保険料は非常に割高に設定されています。

もちろん持病に関連する病気については、この保険ではカバーしてくれません。

この種類の保険は、一般的には、契約後、一定期間内に死亡した場合には、死亡保険金は既に払い込んだ保険料相当額のみとなります。

であれば、無理にこの保険に入らずに、その分を貯蓄しておくほうがいいのではないかと思います。

定期付き終身保険

基本となる終身保険(主契約の終身保険)に定期保険を特約として付けた保険です。

保証は生涯続くのですが、定期保険のついている期間に死亡した場合のみ高額の死亡保険金が受け取れ、定期保険期間終了後の死亡に対しては低い保険金でしか受け取ることができません。

例えば、「死亡時保険金3,000万円」とパンフレットに大きく書いてあっても、それは60歳までで、それ以降については200万円の保険金しか給付されないような保険です。

収入補償保険

保険期間内に死亡や高度障害になった場合に一定期間、遺族等に現金が年金形式で分割して支払われる保険です。

例えば、お父さん(被保険者)が45歳で亡くなったときに、遺族に毎月10万円15年間(お父さんが生きていれば60歳になったであろう時)まで支払われるような保険です。

一定期間(10年間など)だけ支払われる確定年金タイプと、保険期間満了時(一定の年齢)までを受取期間とする歳満了年金タイプがあります。

保険期間の経過に応じて補償額が減っていくため、定期保険よりも保険料は割安に設定されています。

年金方式での受け取りに代えて、一時金として受け取りを選択することもできますが、通常は年金で受け取るよりも少額になります。

アカウント型保険(利率変動型積立終身保険)

保険の補償機能と貯蓄機能を分離した保険です。

払い込み保険料を保障部分と積み立て部分(アカウント)に分けて、自由に設定することができます。

自由に設定できるといっても、それぞれの保険会社の定めた枠内での変更となるので、果たしてそれほど自由なのかは疑問です。

最初にもお話ししたように、保障と貯蓄は分けて考えるべきであり、個人的にはあまり必要性を感じない保険です。

今回はいろいろと死亡保険の種類をご紹介してきました。

必要な保障額については次回にお話ししていきましょう。

まとめ
・保険は「めったに起きないが、万が一起きると生活が破綻することに備える」もの
・保険による保障と貯蓄は別に考える。
・死亡保険にも様々なものがあり、それぞれ特徴がある。

今日は良い一日です。ありがとうございます。





コメント

タイトルとURLをコピーしました