では、インデックスファンドとアクティブファンドのどちらに投資すれば良いのでしょうか。
インデックスファンドとアクティブファンドのどちらに投資
私は約3年前からインデックスファンドへの投資を行っています。
以前はアクティブファンドも保有していましたが、インデックスファンドの運営管理費用の低さがここ数年際立ってきており、保有する投資信託のすべてをインデックスファンドにしています。
運営管理費用とは
運営管理費用とは、投資信託を管理運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間は継続して投資家が支払い続ける費用のことです。
毎日、基準価格価額(投資信託の時価)を算出する時に差し引かれてゆく費用です。
運営管理費用は投資信託の種類によって異なりますが、一般にインデックスファンドの方がアクティブファンドよりも低い傾向があります。
最近のインデックスファンドの中には、運用管理費用(特に信託報酬)をどんどん下げているものもあります。
運営管理費用は投資家が支払わなければならない決まったコストであるため、これが高いとリターンに大きく影響します。
どんなにリターンが高くても運営管理費用が高ければ、その分だけ実質的なリターンは低下します。
もちろん、信頼できるファンドマネージャーを見つけた場合には、アクティブファンドに投資してみるのも良いでしょう。
ただしその場合は、メインはインデックスファンドにして運用資産の一部をアクティブファンドに投資する、コアサテライト運用を検討するのはどうでしょう。
コアサテライト運用とは、例えば80%インデックスファンドに、残りの20%アクティブファンドに投資するような手法です。
どのインデックスに投資するか
前回紹介したように、様々なインデックスがありますが、どれに投資すれば良いのでしょうか。
日経平均やTOPIXなどの日本のインデックスに投資したとしても、世界規模で見れば7%程度の市場規模でしかないので、ここにすべてを資産を投じるのはリスクを分散するという観点からはあまりおすすめできません。
また、アメリカの株式市場のリターンが高いことから、アメリカ株だけに投資するという考え方もあります。
確かにアメリカの株式の中には、マイクロソフト、アップル、グーグル、アマゾン、コカコーラ、P&Gなどアメリカ国内だけではなく、アメリカ国外から莫大な収益を得ている企業もあります。
また、先進国の中では珍しく、アメリカは人口が毎年増加しており、人口増加によるボーナスも期待できる国です。
さらに投資に関して、法律の整備も進んでおり、投資をする上で安心できる国である事は確かでしょう。
しかし、私はまだまだ新興国などの経済発展にも期待したいと思います。
新興国では、企業の運営の効率さは先進国ほどではありませんし、投資に関する法律の整理も遅れています。
一方、人口についてみれば、これからもどんどん増加していき、また人々の経済的に豊かになりたいという気持ちも先進国人の人々に比べればかなり強いものだと思います。
そのため、私は新興国の伸びしろに期待して、全世界に投資する方を選んでいます。
・日本の株式市場だけに投資することはおすすめしない。
・アメリカの株式市場だけに投資するという考え方もある。
・弊ブログ管理人は全世界に投資することを選択している。
続きは「なぜインデックス投資なのか?⑤」で、
今日も良い一日です。ありがとうございます。
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