世界を丸ごと買ってみませんか?~バンガードVT

投資する

VTとは

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場へ投資することができるETFです。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国約8,000銘柄の大型、中型、小型株を含めて、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。

バンガード社のETFはなんと言ってもその経費率の低さが魅力です。

VTの経費率はたったの0.08%です。

資産規模も約1.6兆円(2020年11月30日時点)であり、eMaxis Slim全世界株式(オールカントリー)の純資産額が2020年11月30日時点で650.32憶円なので、約25倍になります。

設定日は2008年6月であり、12年以上の歴史があるETFです。

資産配分と組み入れ上位銘柄

地域別の資産配分は北米 60.10%、ヨーロッパ 16.00%、新興国 11.20%、太平洋 12.30%、中東 0.10%、その他 0.30%です。

VT地域別配分

上位組み入れ銘柄はもちろんGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)となっています。

配当金とリターン

ETFは配当金が支払われることが、特徴の一つになっています。

VTの配当金は3ヵ月毎に支払われ、2019年では年率2%ほどです。

しかし配当が支払われると、米国で10%、日本で20.315%課税されるので、手取りではその分少なくなってしまいます。

(VTの配当金)

設定来のリターンは6.3%となっています。

このETFはリーマンショックという暴落を経験しているので、全世界に投資する時のリターンの目安になると思います。

画像元:Yahoo finance
画像元:Vanguard

税引き後のリターンです。

画像元:Vanguard

基本的にはこのVTに投資しておけば、全世界の経済成長の恩恵を受けることが出来るので、あとは預貯金などの無リスク資産との配分割合を自分のリスク許容度に応じて決めておけば良いのです。

また、現在組み入れ率1位の米国が衰退したとしても、成長している国を自動的に増やしてくれるので、次はどこの国が成長していくのかを考える必要もありません

ただし、定期的に配当が支払われるので、再投資するためには配当額を確認して買い増していく手間はあります。

米国株投資にするべきか全世界株式に投資するべきか

米国株のリターンが過去好調だったことから、米国株だけに投資しておくことが一番効率的であるという考え方もあります。

この米国集中投資派は今後も米国株が良いとする理由として、

・先進国にもかかわらず人口が増加している

・過去100年以上、米国株の方が全世界投資よりリターンが高い

・グーグル、アマゾンなどの大企業は世界中から収益を得ているので、米国だけの成長に頼っていない

・新興国では法律などが未整備な場合があるので投資家保護が不十分である

などをあげています。

それぞれはもっともな事ですが、そもそもインデックス投資自体が市場全体を買うという思想であることから、私は全世界投資を選択しています。

IMFの統計を見ると、中国のGDPの上昇が大きく、米国との差を少しずつ詰めてきているので、中国の成長が米国を抜けば、VTの組み入れ率の1位は近い将来中国になるかもしれません。

画像元:グローバルノート

VTか楽天・バンガードファンドか

以前は私もVTを保有していましたが、

配当の再投資の手間や、確定申告での外国税額控除の手間があること

・もし私に何かあった場合に、投資に興味のない妻がVTを売却して日本円に戻すことはほぼ無理だろう

と考えたことから、今では楽天・バンガードファンド(全世界株式)の積み立てにしています。

もちろん、投信だと楽天証券の経費が少々上乗せされますが、それは手間賃として承知しています。

投資初心者なら楽天・バンガードファンド(全世界株式)をおすすめしますが、再投資の手間も楽しみという中級者以上の方には経費率の低いVTがおすすめです。

現在ではSBI証券で定期買付もできるようになり、最低購入手数料もなくなったので、VT自体を積み立てるハードルは低くなっています。

昔とくらべると、かなり簡単に全世界に投資できるようになったので、これから資産形成をする方にとっては良い時代になっていると言えますね。

まとめ
・VTは経費率が低く、10年以上の運用歴がある。
・全世界に資産配分されているが米国株が60%を占めている。
・設定来の年率リターンは6.3%である。
・成長国への配分を自動で行う。
・インデックス投資は市場全体を買うことである。
・初心者には楽天・バンガードファンド(全世界株式)、中級者以上の方にはVTがおすすめ。

今日も良い一日です。ありがとうございます。

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